アクティブ・ラーニングの定義は、以下のものである。
文部科学省H.P.『新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ~(答申)』の『用語集』より引用。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1325047.htm
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(引用開始)
【アクティブ・ラーニング】(p3、4、9)
教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。
学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。
発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。
(引用終了)
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定義はされている。
解釈の方が割れている訳である。
最初の「一方向的な講義形式」という言葉一つとっても、解釈次第である。
ある特定の子どもと活発にやりとりがある場合ならいいのか。
子ども同士が関わっていればよいのか。
子どもがじっくり話を聞いて、興味が湧いて調べるようになったら、それでも一方向的なのか。
・・・
解釈次第で、やることが変わる。
要は、今までのやり方を変えてくださいよということである。
2文目の「汎用的能力の育成」が目的である。
簡単に言うと、大人になって社会で使える力をつけて欲しい、そのために授業の在り方を変えて欲しいということである。
知識があるだけではダメで、それを使えるようにして欲しい。
でも、知識は大切だから、ないがしろにしないように。
そんな感じである。
汎用的能力の育成のために、例示が3文目に示されているが、どれもあくまで「手法」に過ぎず、そのものではない。
イメージはあるが、具体が見えないという感じである。
次号、アクティブ・ラーニングの具体について考えていく。
2015年10月27日火曜日
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