世界でみると、学校で掃除をする国の方が少ない。
大体アジアを中心に3割程度である。
禅宗の影響を受けており、精神修養の一環として教育に取り入れられたらしい。
他国では、掃除は仕事なので、子どもがやってはいけないという考えもある。
掃除といえば、鬼門はトイレである。
トイレ掃除を嫌がらずにやれるか。
ここで掃除ができる子どもかどうか見ることができる。
「キレイ好き」と「キレイなもの好き」は違う。
前者は掃除や整理整頓が好きだが、後者は自分でそれをやるのが嫌いである。
しかし後者の方が、何が汚いとかぶぅぶぅ文句を言うタイプである。
自分でやらないから苦労もわからず、文句ばっかり言ってサボる。
やはり子どもは「キレイ好き」に育てたい。
掃除をきちんとやる人は信用できる。
掃除ができるクラスはいいクラス。
そういう言葉を日々投げかけることで、意識も変わってくる。
掃除を通して、自分の人生を磨いている。
掃除も、「きれいにする」という目標の、その先の目的まで見据えて行いたい。
「掃除と思うな、人生と思え」の精神で、自分も一緒に全力でやりたい。
2013年2月5日火曜日
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