大縄・8の字跳びにおいて、リズムをとるための声かけは大切である。
全員がリズムに乗って動く、集中力を持続するなど、メリットは大きい。
しかしながら、声かけによるデメリットもある。
一つ目は、指示の声が通らなくなること。
大縄では、外にいて指示を出す役割の子ども達がいる。
全員が声を揃えてかけ声を出していると、相当大きな声でないと指示の声が聞こえない。
二つ目は、疲れること。
長く跳んでいると、呼吸が乱れる。
当然、「1,2!」の声が辛くなる。
三つ目は、周囲のリズムに頼ってしまうこと。
時に縄がぶれたり、8の字なら入るタイミングがずれたりという場面がおこる。
その時、自分自身の判断で跳ぶことになるのだが、機械的に声を出して動いていると、それができない。
主体的に跳ぶためには、リズムに乗りつつも自分自身でコントロールする必要がある。
では、声かけはした方がいいのかしない方がいいのか。
持論としては、「初期はするが、最後は要らない」である。
次回 、どのタイミングで声かけをしなくするのかをお伝えする。
2012年2月9日木曜日
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