大縄の回し方でよくみる失敗に、やたら棒を振り回すというのがある。
棒を振り回せば、張ることができないのはすぐ分かる。
当然、縄はびよびよ状態になる。
具体的には、棒の先の部分が、常にもう一人の回し手を真っ直ぐ指している状態でなくてはならない。
棒の先が空を向いたり地面を向いたり、右を向いたり左を向いたりしてはいけないのである。
常に、パートナーであるもう一人の回し手を指す。
言い方を変えると、棒は常に地面と平行な状態を保ちながら動いている。
そうすれば、縄が回る間の距離は固定されるので、きれいな円を描くことになる。
(縄の中心部から両端への距離が常に一定であれば、中心部の軌跡は完全な円に近くなる。)
そういう正しい回し方をして、かつ両方の回し手の力のバランスがとれた時、びよびよ状態でなくなるのである。
縄が安定しないチームは、今一度、回し手の棒の向きをチェックしてみることをおすすめする。
2012年2月4日土曜日
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