2016年11月12日土曜日

修学旅行の「食べ歩き」は事前指導が命

前号の続き。
教えるべきは教える。
まずは「言われたから守る」「先生が見ているからやる」から入るのも手である。

修学旅行での班別行動。
寺社の見学も楽しいが、お土産を買ったり、ご当地ものを食べたりするのも楽しみの一つである。

ここにも教育の余地がある。
放っておくと、「食べ歩き」や「不適切な買い物」をする。
(ここの「不適切」ラインについては今回は割愛。)
やはり、事前に一言ぴしりと言っておくことに意義がある。
ただでさえ人混みの狭い道の中を、ソフトクリームを持って集団で歩いてくる小学生がいたらどうか。
これは、できればすれ違いたくない。
しかし、集団になれば気持ちが大きくなり、そんなことに配慮できなくなる可能性がある。

この辺りへの配慮がきちんとした職員が一人でもいると助かる。
事前に一言、全体での指導をすれば、食べ歩きや不適切な買い物は激減する。
元々ルールを守ることに心地よさを感じる子どもたちであれば、集団圧力がいい方向に働く。

これを言わずに「自主性」で判断させようとすると、失敗する。
悪気はなくとも、楽しくて浮かれている状況では、そこまで頭が回らない。
指導されていれば、「そういえば」という自主規制の心が働く可能性が格段に高まる。

班別行動中、ほとんど「先生は見ていない」状況である。
しかし、「指導された事実」があるかないかで、行動は大きく変わる。
もちろん、変わらない子どももいるが、多くは何かしら感じるものである。
そのレベルの子どもにまで守らせたい場合は「先生が見ているからやる」レベルまで落とす必要がある。
(つまり、ぴったり張り付く必要が出る。)
そこまでやるかどうかは、それぞれの教育観である。

自由にやらせる教育もある。
それが、目的に適うならよい。
目的に照らし合わせて、言うべきは言う。
言わぬべきは言わない。
見るべきは見るし、見なくてよいものは見ない。

だから、目的によっては「言われたから守る」「先生が見ているからやる」で入れば良いと思う次第である。

スペースを埋めない

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