2016年10月31日月曜日

残業疲れも内容次第

今月、教育雑誌『授業力&学級経営力』で「残業ゼロの時間術」という特集で書かせていただいた。
http://www.meijitosho.co.jp/detail/21080

タイトルが恐ろしすぎてご遠慮しようかと思ったのだが、せっかくの機会なのでお受けした。
編集者の方にも、附属小学校の場合は勤務形態がかなりの期間、特殊であることも告げた上である。
記事の中でも、そこは冒頭でちゃんと述べている。
その上での話を書く。

実は、結構残業が続いている。
陸上練習期間である上に、教育実習が被っている。
まずこの2点があるだけで、勤務時間の定刻自体が大きく変わる。
さらに体育の新しい提案がある上に、次年度の公開研究会に向けての研究授業が並行している。
6年生担任としての学級経営や授業等の本業務も、もちろんたくさんある。
そうなると、勤務時間内で済まない仕事も当然出る。

一例を挙げれば、実習生を一人で四人担当すると、放課後に指導したり一人ずつ相談を受けたりする。
実習生が授業の悩みについて真剣に聞いてくれば、当然最優先で答える。
四時に子どもを下校させてすぐ始めたとして、そこから一時間から二時間はかかる。
すると、その業務だけでもう勤務時間の定刻である。
授業の準備や研究等の諸々の業務はこの後スタートである。
きちんとやれば、どうやっても残業ゼロにはならない。
そういう特殊な状況を除けば、残業ゼロにすることはできる。
ただ、今の私は、その選択をしないというだけである。
残業してでもしっかり仕事をしたい時期なのである。

実習生の指導。
真剣に授業について悩む姿が、若かりし頃の自分と重なる。
そうすると、どうしても応援したくなる。
今目の前にいる実習生の成長が学校教育の未来、子どもの笑顔につながると考えると、やる気も出る。
ここに時間をかけることは、むしろ楽しみである。
公立校に勤務している時も実習生を何度か持たせてもらったが、充実の一言である。
まして、現職教員として活躍している元実習生をみると、感無量である。
採用試験合格の知らせが届いた時も、我が事のように嬉しいものである。

授業研究も同様。
研究が子どもの成長や喜びにつながると思えば、俄然やる気が出る。
今回の教材はハードル走。
ハードル走は、苦手な子どもも多い分、はまればめきめき上達する。
どうやると子どもがこの楽しさを追求するのか、目の前で変化が見られるのは最高に嬉しい。
逆に、同じやり方でもうまくいかない子どもには、どうすればいいのか悩むこともある。
真剣にやって悩むのも、仕事の楽しみの一つである。

そういう風に仕事を楽しんでいれば、残業も苦ではない。
そして、一気にやる日を設けて、時に定刻退勤する。
一緒に残業した仲間と飲みに行ったりもする。
そうやって楽しんでやれば、疲れも残らない。

要は、勤務時間どうこうではく、やはり内容。
本人が楽しいかどうかがすべての鍵である。

スペースを埋めない

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