2016年2月13日土曜日

1000号を迎えて メルマガを続けるコツ?

先月、メルマガが第1000号を迎えた。
よく続けてきたと思う。
一応の目標として、一つ達成したことになる。
同時に読者数も1000人を目標にしており、かなり迫ったものの、残念ながらそこは届かなかった。
(本人の宣伝努力が足りないという声もあり。)
しかし、熱心に読んでくださる方1人の存在は、百人力である。
読者数何万人のメルマガにだって負けないぜという気概、自負がある。
読者の皆様の「御陰様」である。
本当に「有難い」ことである。

読んでくれる人の存在は、続ける上の大きな原動力である。
誰も相手にしてくれないとなると、続けるのは難しい。
まさに社会と個人の関係性、仕事の存在意義である。

ところで、他の「続けてこられた要素」は何か。

一つは「出す」と決めて宣言すること。
とにかく自分との戦いなので、ここは勝ちにいく。(結構負けることもある。)

もう一つ。
これは非常に大きい要素がある。
それは、私が「文章を読んだり書いたりするのが好き」という点である。
(ちなみに一応申し上げると「美しく文字を書く」というのは、全く別次元の能力である。)
これは特性に関わる点であり、教育を考える上でも非常に重要である。

ここから先は、前号の「子どもに合ったアプローチ」という話と関連する。

本人の持つ特性は大切である。
よく「子どもの頃からやっていて、がんばっている内に好きになった」という話をきく。
半分正しいが、半分正しくないと思っている。
どういうことかというと、「元々好きになる要素をもっていた」という点が抜けている。

教室を見るとよくわかる。
社交的で発言も活発な子どもは「良い」とされがちだが、それは単なる「特性」である。
「特性」として見た時、そこに良い悪いはない。
その子どもは、純粋に人と会話したり発言したり、自己表現を口でするのが好きなのである。
それを良いとか悪いとかというのは、単に周りにいる受け手の観(フィルタ)を通してのことである。

「一般的に」という場合、その特性が、長所に見えやすいか短所に見えやすいかという「思い込みやすさ」の差である。
いや、もっというと、それが受け手にとって好都合か不都合かということである。

よく発言する子どもは、授業の中で目立つ。
発言を取り上げられやすい。
だから周りにも「すごい」と思われやすい。
実際は、授業の進行に都合がいいというだけかもしれない。
単純にある「答え」を求める発言が欲しいなら、教師が自分で言えばいいだけの話である。
ただ、そうすると「どっちらけ」である。
だから、何か、「子どもの発言で」という形にしたがる。
好都合→好印象→高評価になるのである。
客観的に見ると、実にくだらないことである。

一方、全然教師の意図としない動きをする子どもがいるとする。
例えば、好都合な意見を持っているのに、全然発言しない。
これは「良くない」と思われがちである。
周りは「自分の考えを述べるべきだ」という。
その子の親ですらもそう思っている。

違うのである。
その子どもは「発言したくない」のである。
クラスの仲間が嫌とかどうこうではなく、単純にそこは不得手で、好きではないのである。
発言しないと不都合であるのは、そう考えている教師の側である。
授業の進行上の問題だけである。
教師は、本当に必要なら、ノートにでも書かせて、全体の前で取り上げることもできる。
そう考えると、発言しようがしまいがどっちでもいいということになる。

一方で、発言好きな子どもは、どんどんしゃべる。
すぱっと正解を出すというのは、時に不都合も起こす。
そうすると、コントロールされる。
発言しすぎもやはり不都合なのである。

ただこれとて、発言しようがしまいが問題ない進行の仕方をすればいいだけの話である。
「正解」がすぱっと出る前提で、かつ出なくても大丈夫な進行を組めばよい。
変にコントロールしようとしすぎるから、好都合とか不都合とかの区別が起きるのである。
逆に、「授業名人」と呼ばれる人たちは、要は「対応の幅が広い」といえる。
「懐が深い」とも言い換えられる。

話を元に戻す。
子どもの特性を認めること。
その子にとって、好きなことは、うまくやれるし続けられる。
特に好きでないことは、ぼちぼちしかやらない。
嫌いなことは、やらない。

人に迷惑をかけない範囲であれば、嫌いなことより好きなことを優先すればいいだけの話である。
個性の尊重とは、自分自身の個性の理解からではないかと思った次第である。

オレオレ病

作家であり心理学者でもある、早稲田大学名誉教授の加藤諦三先生の言葉。 ================ 他人のために何かをしてあげれば、 大抵の自分の悩みはたちどころに消える。 ================ 大学生の頃、教育心理学を専攻していたこともあり、加藤諦三先...

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