2016年2月3日水曜日

今日よりぞ 幼心を打ち捨てて・・・成人の日

成人の日に書いた記事。

成人ということに対し、どんな価値観を持って新成人は臨むのだろうか。
吉田松陰の作った次の和歌がある。

今日よりぞ 幼心を打ち捨てて 人と成りにし 道を踏めかし
(松蔭神社のH.P.より引用。)
http://www.shoin-jinja.jp/blog/?cat=4&paged=4

吉田松陰が26歳の時、いとこである玉木彦介の元服を祝して贈った和歌だという。
「今日からは、親にすがって甘えるような心を振り切り、ひとり立ちした人間になるために、力強く歩んで行きなさい。」
という意味だという。

成人の日というのは、ひとり立ちした人間としての自覚を持ち、志を立てる日であるともいえる。
美しく着飾るのも、その門出を祝う周囲の人々の思いあってこそである。
大いに華やかにやってくれていい。
ただ、親をはじめとするここまで育ててくれた人々への感謝の気持ちを忘れずに立って欲しい。

一時期に比べ、成人式の荒れは急激に少なくなったという。
「今時の若者」は、意外としっかりしているのである。

さて、とっくの昔に「成人」し終えた私たち「大人」はどうだろうか。

ちなみに、小学館の『類語例解辞典』によると、「成人」とは、単に成年に達した人全般をさす。
一方「大人」とは、社会的、身体的、精神的に成熟した一人前の人間をさす。
つまり、「成人」してもすぐに「大人」になる訳ではないということである。

自分を省みた時、甘えを捨てているだろうか。
人としての道を力強く歩んでいるだろうか。
志を持っているだろうか。
人として成っているだろうか。
甚だ疑問である。

子どもは大人の背中を見て育つ。
口でうまいことを言っても、何をやっているかが全てである。

「成人式」は新成人のためだけでなく、我々「大人」が自分自身を振り返る機会にもしたい。

歴史の鉄則 便利と義務

最近読んだ本からの気付き。 次の本から、一文を引用する。 『サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福』 ユヴァル・ノア・ハラリ 著 柴田 裕之 訳 河出書房新社 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309226712/ ======...

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