2016年1月17日日曜日

苦手克服と長所伸展

苦手克服と長所伸展。
どちらを優先すべきか。

時と場合によるのかもしれないが、教室においては後者を重視する。
世の流れからいっても、そう答える人の方が多いと思う。
しかし、実際の教室ではなかなかそうなりにくい。

なぜか。

短所は長所以上に、目立つからである。
自分自身を考えればわかるが、短所よりも長所の方を多く挙げられる人は少ない。
自分の悪いところがたくさん見えるということは、他人に対してもそうだということになる。

また、良いところというのは、「当たり前」に見えてしまうという点も見逃せない。
教室で起こる様々なことを、「普通に」行える子どもの方が多いと、そのすごさが見えなくなる。
親が毎日違ったメニューで食事を出してくれるのと同じである。
献立を毎回考えて準備して作るその労力、すごさに気付かない。

だから、相当意識して、長所に目を向ける必要がある。
短所は放っておいても目立つ。
誰より、本人が痛切に知っている。
周りは見てみないふりも必要である。

ところで、自分自身を振り返って、苦手なことがあるだろうか。
私はある。(いや、あるなんてものではない。)
もし私が子どもだとして、それを毎日先生が「熱心に」みっちり教えてくれたら、学校に行きたくなるに違いない。
何といっても、何十年も生きていて改善されない苦手項目である。
おいそれと改善されるとは思えない。
そして、「熱心に」教えてくれた相手のがっかりした表情が目に浮かぶ。
「こんなにやってもダメなのね」と。
これは辛い。

逆もありきで、コンプレックスだらけでも、一つぐらい良いところはある。
そこをピンポイントで褒められる。
これは嬉しい。

子どもの良さを見つける。
そのためにも、まずは自分自身の良いところはないか、見つめることからやってみたい。

歴史の鉄則 便利と義務

最近読んだ本からの気付き。 次の本から、一文を引用する。 『サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福』 ユヴァル・ノア・ハラリ 著 柴田 裕之 訳 河出書房新社 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309226712/ ======...

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