すごい人はみんな謙虚である。
その理由が何となくだがわかった。
「謙虚」を辞書で引く。
「ひかえめですなおなこと。謙遜。」(広辞苑)
「へりくだって控えめなさま。
おごりたかぶらず素直なさま。」(明鏡)
謙虚は「素直」とほぼ同義。
素直さに控えめな様子を足したものが謙虚とも読める。
ところで「あなたは素直ですか」ときかれたら、どう答えるだろうか。
自分は、なかなか「素直です」と堂々と即答できない。
自分自身、素直なつもりで、実践できてない面が多いのを知っている。
素直なら
教えられた通りにやる
(だから、正しい方法が身に付く)
素直なら
すすめられたことはすぐに実行する
(だから、良いものや習慣がどんどん周りに増える)
素直なら
わからない時は、堂々とわからないから教えてくださいと言える
(だから、知識が増え、過ちもすぐに正せる)
即ち、素直さは実行力を伴う。
良いとわかっていることを先延ばししない。
素直さ=実行力と言ってもいい。
ここが実に難しい。
さらに、素直になるには「今の自分」を捨てる覚悟がいる。
言い訳や自分に都合のいい解釈をしない。
変革が伴う。
常に「スクラップ&ビルド」である。
すごい人は、常に向上し変化し続けている。
そう考えると、すごい人が謙虚の性質を持つのは、至極当然のことのようである。
2013年9月22日日曜日
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