2013年9月3日火曜日

子どもに教わる

掃除を一緒にやる大切さは以前に何度も書いた。
トイレ掃除や床掃除のように、頭の位置が自然に下がるようなものがいい。
下座の姿勢になり、目線を落とすことで、見えるものがたくさんある。

逆に、子どもが大人の高さまで上がってきて、教えてくれることもある。

夏休み前のこと。
「毎日少しのボランティアをしよう」とクラスで決め、日々実行していた。
そんなある日、自分が校内の窓閉めを怠った日があった。
とても暑い日で、校内の全ての窓が全開である。
暑さによる疲れと、開いてる窓の数の多さに、やる気を失った。
「今日ぐらいはいいか」と。心の弱い奴である。
そうして職員室まで下りていこうとすると、隣の棟に自分のクラスの子どもがいて、窓閉めをやっていた。
大変恥じ入り、申し訳ない気持ちで踵を返し、私も窓を閉めにいった。

こちらがさぼっているのに、子どもはきちんとやっている。
そういうことは、結構ある。
子どもの方がよほど立派、ということがかなりある。

子どもから教わった気がするちょっとした出来事だった。

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