前回の続き、「聴く力をつける」をテーマに考える。
テストで測れる「話す・聞く」の力は、かなり狭義の意味である。
単純な音声を聞き取る力に加え、語彙力(言語)、メモ力(書く)、テスト読解力(読む)なども総合的に必要である。
よって、ここではテストで測れる「聞く」の力は考えない。
コミュニケーション能力としての「聴く力」を考える。
誰の話を「聴く」か。
担任の先生。
他のクラスの先生。
仲の良い友達。
クラスの仲間。
親兄弟や祖父母などの家族。
地域の方々。
全ての人の話を聴けるようになれば最高である。
しかしまずは、学校で、担任としてできることから手を付ける。
まずは、先生の話を「聴ける」ようになることである。
聴くというのは、躾の一つである。
担任して3日以内に、聴き方を指導する。
「姿勢を正して聴く(立腰)」
「耳と目と心で聴く」
「話している人の方にへそを向ける」
「うなずく(関心を行動で示す)」
「静かに聴く(途中で口を挟まない)」等々。
口でも伝えるが、こうせざるを得ない状況や、得するようにしていくのも大切である。
「百人一首」は、いい教材になる。
静かにして読み手の声に集中しないと、勝負にならない。
併せて礼儀も指導できる。
聴く価値のある話をする、というのも大切である。
聴かないと損をする、というぐらいの話ができれば、勝手に聴くかもしれない。
聴く価値のない話ばかりしていると、当然、聴かなくなる。
短く、簡潔に話す。
話す力がより必要なのは、どちらかというと子どもよりも教師の側である。
(聴く力も同様である。)
まずは教師の話を聴けるようにして、子ども同士に広げていく。
教師の話もまともに聴けないクラスでは、子どもに聴く力をつけるのは難しい。
次回、子ども同士の話を聴く力をつけることについて考える。
2013年5月5日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
-
実習生にした話。 AとBで迷った時はどうするか。 AとB、それぞれのメリットとデメリットを羅列する。 メリットが多く、デメリットが少ない方を選ぶ。 その際、「安全」にデメリットがある場合、これは最優先で取り除く。 体育の授業における例としては ・帽子を被らせるか否...
0 件のコメント:
コメントを投稿