2017年1月5日木曜日

薬か毒か

病気になって気付いたことについて。

高熱と頭痛と呼吸困難とで、とにかく苦しかった。
あまりに苦しいと、痛み止めの薬が欲しくなる。

この痛み止めの薬というのは、苦しんでいる人間にとっては、まさに「楽」につながる「薬」である。
一方、健康な人にとっては、「毒」でしかない。

つまり、薬そのものに良し悪しがある訳ではない。
相手が欲しているかである。
医者が処方箋を作る際、その患者を診て決める理由がそこにある。

これは、「楽しい」授業でも説教でも有難い話でも何でも当てはまる。
相手が欲しているかである。
ニーズに合わせたものしか受け容れない。

私はクラスの子どもによく、
「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることは出来ない」
という話をする。
要は、勉強のきっかけは与えられるけど、結局自分で選んでやるものだよということを伝えるためである。
(ただし、君たちは馬ではなく人間であり、例え話だということも必ず付け加える。
誤解を防ぐことも大切である。)

どんなにこっちが親切でやったことでも、相手にとってはお節介でしかないかもしれない。
そういう想像力を持って子どもの前に立つことが大切だと思った次第である。

歴史の鉄則 便利と義務

最近読んだ本からの気付き。 次の本から、一文を引用する。 『サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福』 ユヴァル・ノア・ハラリ 著 柴田 裕之 訳 河出書房新社 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309226712/ ======...

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