2016年8月4日木曜日

本能的欲求から行動を考える(トカゲが好き)

夏といえば、何だろうか。

そう、夏といえば、トカゲ。
間違いない。
正解である。
漢字で蜥蜴または石竜子。
読んで字の如く、夏になると、石やら壁やらにはりついているミニ恐竜のようなアレである。

ところで、みなさんは、トカゲに出会ったら、どうするだろうか。

どうもしない人もいるかもしれない。
私は、ほぼ必ず、捕まえにかかる。
理由はない。
捕まえて飼おうとかいうこともない。
捕まえたら、ひとしきり眺めて、後は逃がすだけである。
できれば、誰かに見てもらって、感想なぞ述べてもらえたら最高である。
とにかく捕まえたい衝動にかられる。
だから、捕まえにかかる。

幸いにも、我が家の庭先や玄関近くに数匹住んでいる。
だから、休日はとりあえず外に出てトカゲをつかまえてみる。
そこから一日がスタート。
爽やかである。

ちょっと急いでいる時であっても、いたら捕まえたい。
街中などで見つけると困る。
さすがに、大の大人がスーツ姿でトカゲを捕りにかかる訳にはいかない。
そういう時だけは、非常に心残りだが、捕まえるのを諦める。

捕まえる時の自分なりのコツは、とにかく上(やや後方)から一気にいくこと。
しっぽよりも本体の側をがばっと掴みにかかる。
後退して逃げることはないので、結果的にしっぽをつかむこともある。
動きはそこまで速くない。
ただ、気配には結構敏感なので、手を近づけて躊躇してるとササッと逃げる。

捕まると、9割方噛みついてくる。
しかし、痛くはない。
彼らに、かつて恐竜だった頃のアゴの強靱さはない。
正直私にとっては無駄な抵抗だが、慣れないとびっくりして手を離すことがあるので、トカゲ的には割と有効打のはずである。

なぜ、捕まえたくなるのか。
多分、動物的な本能の欲求なのだと思う。
プチプチを潰すと嬉しいのも、かさぶたをはがしたくなるのも多分本能。
ダンゴムシを大量に捕まえてペットボトルに集め、先生や親に見せたくなるのも多分本能。
(ネコがネズミを捕まえて見せるのにすごく似ていると思う。)

本能的欲求という視点から見ると、子どもの不可解な行動の見え方も変わるように思う。

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