2016年3月2日水曜日

節分 鬼は悪だが・・・

メルマガだとタイムリーだったのが、うっかり投稿し忘れてた。
節分の話。

悪い心を「鬼」に見立て、追い出す風習である。
私も、毎年必ずやっている。

そして、毎年必ず、「鬼」について考える。
怠け心、無礼、不誠実、色々いる。
鬼は、悪い奴だから、やっつけられるのである。
それらの「鬼が悪い」と決めたのは、人間である。

悪のアンチは善。
善は個人的なので、「正義」に置き換える。

正義。
英語では「justice」。
西洋占星術のタロットカードに、このカードがある。
右手には権力を表す剣を持ち、左手には平等と正義を表す天秤を持つ。
裁判所に目隠しをした女神の像があるが、それである。
見た目では判断が曇るので、心の目で見るために、目隠しをしている。

ところで、教室の正義は、誰が司るのか。
天秤は、剣は、誰が持っているのか。
全て教師が持っている状態は、辛い。
かといって、剣を子どもに渡すわけにはいかない。
できれば、剣は持っているだけで、極力使わないのがベストである。
全体のバランス(秩序)を保ちつつ、裁く行為は極力控えたい。
「悪いこと」をする子どもにも、その子どもなりの理由がある。
それを聞いた上で、「悪いこと」とは何かを教え諭すようにしたい。
大体、他人様を正しいとか正しくないとかどうこういう以前に、自分自身が正義かどうか、甚だ怪しい。

善と悪。
白と黒。
しかし、実際の世の中は、グレーがほとんどである。
グレーな事象に対し、どう反応するか。
正すこともあれば、見逃すこともある。
学級経営は、そんなことの繰り返しであるように思う。
自分の中の軸は大切にしつつ、相手の正義にも思いを馳せるようにしたい。

子どもの眼・子どもの心

夏の読書に、次の本を紹介する。 『一年一組せんせいあのね―詩とカメラの学級ドキュメント』 鹿島 和夫 編 フォア文庫 https://www.amazon.co.jp/dp/4652039077 35年以上前の本だが、今の教育で欠けている視点が手に入る良書である。 ...

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