2016年3月26日土曜日

「何だそんなこと」を身に付けるべし

次の本が、今回の新刊のタイトルである。
『ピンチがチャンスになる「切り返し」の技術』
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-190712-9
http://www.amazon.co.jp/dp/4181907120

実は、タイトルの頭に次の言葉がついている。
『新任3年目までに知っておきたい』

そう、もともと、若手向けである。
つまり、読みやすさをかなり重視している。
何十年も教育に関する研究を積み重ねて勉強してきた人なら、難解な学術論文のような文章も読めるかもしれない。
しかし、初任者が読む入門書としては、かなり厳しい。
「読みやすい」「面白い」というのは、教育に関する本を読む習慣がない人にとって、かなり重要な要素だと思っている。

私が今回の本を書くことによって成し遂げたいことは、若手の先生の手助けである。
新卒で療養休暇に入ったまま辞めてしまったり、学級崩壊の憂き目や保護者対応に疲弊し倒れていく、未来あるはずの若手。
「本人が悪い」という手厳しい意見があるが、果たしてそうであろうか。
どれぐらい、その苦しんでいる若手を具体的に助けてあげられただろうか。
大切なことを、きちんと教えただろうか。
「現場で失敗しながら学べ」という意見もあるだろうが、新卒で最前線での活躍、即戦力が求められる昨今、その学び方は厳しい。

それに、保護者が黙って待ってはくれない。
新卒だろうが30年のベテランだろうが、我が子にとっての大切な1年間であることは同じなのである。
うっかり手痛いミスをすれば、本当に厳しく追及される。
そんな「ピンチ」を「チャンス」に変える技術や知識が、今すぐ必要とされているのである。

もしかしたら、ベテランの先生方が読んだら、「何だそんなこと」と思うかもしれない。
しかし、はっきりと言う。それは違う。
若手は、「何だそんなこと」も、知らないのである。
自分がそうだったからわかる。
若い時に教えて欲しかったことが山ほどある。
少し知っていただけで、余計に苦しまないで済んだであろうことがたくさんある。
教育への目が厳しいこの時代、失敗がリカバリーできないことが多いのである。
そして、若手が異常なほどに多く、そこを教える中間層がすっぽり抜けているのである。

だから、その穴を私は埋めたい。
自分なんかと思わずに、自分だからできることをやりたい。
そんな思いで、今回の本を書いた。

自分が「若手」だと思う先生は、どうか一度読んでいただきたい。
必ず、あなたの役に立つことを保証する。
それが、ひいては子どもたちの未来を明るくすることにつながると確信している。

信じようが信じまいがどちらでもいいが、私は本が売れるかどうかはどうでもいい。
(出版社の方が聞いたら怒るかもしれないが。)
ただ、この本で書いてある内容が広まるかどうか、多くの悩める人たちの役に立てるかどうかが関心事である。
変な話、買わなくてもいいので、一度読んで、その内容を身に付けていただきたい。

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