2015年4月2日木曜日

日常が全て~長縄・大縄(8の字跳び)~

「日常が全て」ということについて前号書いた。
8の字跳びや大縄などの集団運動で、この原則は顕著に出る。

8の字跳びや大縄の記録を伸ばそうと、それだけがんばっても記録が伸びない。
他の運動なら、個人の努力は結果に結びつきやすい。
逆上がりの練習をがんばれば、逆上がりの達成に近づく。
毎日走れば、持久力はつく。
しかし、8の字跳びや大縄は、チームワークが命である。
自分だけがんばるということが、そもそも練習段階で難しい。

どういう学級集団であるかが大切になる。
前向きにがんばろうといえる集団であるか。
協力できるか。
仲間への技術的なフォローや励ましができるか。
また必要であればきついことも言い合える関係であるか。
こういった学級集団としての要素があって、初めて意味のある取り組みになる。

もちろん、最初から理想状態にある訳ではない。
他の行事同様、練習を通してこういった状態に近づけていくのが「目的」である。
記録という具体的な「目標」をたよりに、「目的」に近づく。

先に挙げたようなことは、学級経営における日常的な目的のはずである。
8の字跳びや大縄に本気で取り組むと、目指す学級像に近い状態になる。
逆に、集団内でいじめや不信感などの不安要素がある状態では、良い取り組みにはなりにくい。

日常が全て。
日常のどの部分がどんな結果を生んでいるのか、集団運動では浮き彫りになる。
課題を明確に把握して、日常的に取り組んでいきたい。

オレオレ病

作家であり心理学者でもある、早稲田大学名誉教授の加藤諦三先生の言葉。 ================ 他人のために何かをしてあげれば、 大抵の自分の悩みはたちどころに消える。 ================ 大学生の頃、教育心理学を専攻していたこともあり、加藤諦三先...

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