2015年4月15日水曜日

自ら立ち上がろうとしない者は救われない

二宮尊徳記念館での学びシリーズその3。

次の尊徳の言葉について。
「自ら立ち上がろうとしない者は救われない。」
つまり、困っている人を助けるけれども、依頼心を助長してはいけない、ということである。
だから、尊徳は相談されても一度は断り、相手に返すという。
相手に自分の頭で考えてもらい、気付いてもらうためである。

数々の指導実績を残してきた、二宮尊徳らしい教育的な手法である。
「教師としての学び」という視点でこれを考えてみる。
(実は、先月のセミナーで自分に与えられたテーマである。)
例えば、世の中には様々な教育の手法や理論、哲学がある。
その中には、それぞれ正反対のものもある。
どちらが正しいかの判断基準があるとすれば、私が見るのは「子どもの事実」である。

しかし、どちらも子どもの事実として成果が上がっていたりする。
そうなると、どっちが正しいのかわからなくなる。

結論。
どちらも正しい。
ただし、その場その人にとって、である。
以前にも書いたが、「正義は個人内にあり」である。

つまり、誰かの言うことに振り回されてはいけない。
素直ということと鵜呑みは違う。
一旦は受け容れる、というのが素直ということである。
咀嚼し、それが正しいかの判断は自分自身で行う。
自分がやってうまくいかなかったからといって、その理論や手法が悪いという訳ではない。
ましてその人のせいにしたりしてはいけない。
批判も良くない。
たまたま、自分に合わないだけである。
誰かにとっては、やはり有益だったりする。

要は、使い手次第である。
「自分に合ったものを選ぶ」ということである。
選択権は自分にある。
手法や理論に頼り過ぎてはいけない。
使うのは、紛れもない自分自身である。
それが自分に合うのかどうか、自分自身の選択に責任を持ちたい。

スペースを埋めない

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