家庭訪問で一番やってはいけないことは何かを考える。
やはり、「遅刻」である。
新採や異動したての人がよくするミスである。
多少の時間の前後は仕方ないが、30分以上遅れるようなら、必ず電話一本が必要だろう。
一人遅れると、次も遅れる。
遅刻の悪循環が起きるので、大抵は途中で空き時間を設定しておく。
それすら埋まってカツカツの状態で回るのが常である。
とにかく、遅刻はいけない。(しかし焦って事故はさらにいけない。)
「前の家庭で時間がかかって」と言い訳をして、その家をすぐ出ていくのもいけない。
「うちの子どもはどうでもいいのか」と受け取られかねない。
「遅れて申し訳ありません。」と正直に謝罪し、長引かないよう次の予定もさりげなく伝えるのがベターである。
(これは、面談でも同様である。)
私の場合、特に遅刻が予想される時間帯や日があるなら、予め連絡帳や学級通信等で伝えてしまう。
どうせ言い訳するなら先の方がよい。
明らかに無理なスケジュールを組まざるを得ない場面も、時にあるからである。
いずれにせよ、ただひいひい言いながら家を回るだけなら、やる意味がない。
わざわざ家まで行くのだから、何をねらいとして見て聞いてくるかが大切である。
最低限のポイントを絞って、短時間でも能率よく行いたい。
2012年5月18日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
前号の続き。 教師にとっては、結構知っておくべき「大切」な事ではないかと思う。 (そして、教師以外の人々には本当にどーでもいい話題であるかもしれない。) 例の如く野口芳宏先生よりずばり。 「課題」は出されたもの。 「問題」は感じたもの。 つまり、教師から与えたものが「学習課題」。...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
0 件のコメント:
コメントを投稿