以前、講演会で次のような言葉をきいた。
「右に寄っていれば、全部左に見える。
左に寄っていれば、全部右に見える。
真ん中に立つと、バランスよく両方見えます。」
全ての物事に、これは通ずると思う。
ある方法がいいと知る。
信じて、試しにやってみる。
しかし、うまくいかない。
なぜなのか。
逆に、試しにやってみて、うまくいくとする。
この方法は絶対いいと信じる。
しかし、周りの人にすすめても、やろうとしない。
なぜやらないのか、疑問に思う。
両方の疑問の解答は至極簡単で、「違うから」。
やる人が違う。
相手が違う。
環境が違う。
時代が違う。
・・・
ある人にとって100点の方法でも、ある人にとってはマイナス100点ということもある。
食べ物に例えるとわかりやすい。
すごくうまいレバ刺しだから食べろと言われても、生もの&レバー嫌いには苦痛以外の何者でもない。
女の人なら、化粧品がわかりやすいかもしれない。
すごくいいと知人にすすめられ、超高級な化粧品を買ったが、肌に全く合わないというのはよくきく話である。
教育も同様である。
(次号に続く)
2012年4月1日日曜日
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