2012年4月20日金曜日

黄金の三日間 その3「楽しい授業」

学級成立までの子どもが求める条件を再度示す。

1安全・安心な教室であること
2規律が守られ、学習活動が保障されること
3楽しいこと

1は最低限おさえたとする。
2のルール面も指導した。
次は、3である。

どの場面で楽しさを持たせるか。
やはり、学校生活の大部分を占める、授業である。

「楽しい」も大きく2つに分けられる。
1つは、笑ったりリラックスするような、単純な楽しさ。
お笑いを見るのも、ディズニーランドに行くのも、温泉に行くのもこの類である。
エンターテインメント的な楽しさである。

2つ目は、知的好奇心による楽しさ。
何かを発見したり、できるようになったりすること。
英語でいうとinterestingにあたる。

授業では、後者を重視しつつ、前者の要素を取り入れたい。

私は毎年必ず百人一首を行うが、両方の要素が入っていて、かつ規律の面も指導でき、オススメである。

また、読み聞かせも同様である。
先日紹介した岩瀬先生のオススメの本
「ありがとう、フォルカー先生」 パトリシア・ポラッコ作 岩崎書店
などは、学級の始めの方に読んできかせると、学級経営に役立つと思う。

次号、4月に行う授業について、いくつか紹介していく。

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