同じものを見ても、見る角度で違って見える。
今更なことだが、アンケート一つとってみても、その人の見方が分かる。
良い面ばかり見る人と、悪い面ばかり見る人がいる。
どちらも大切である。
良い面を伝えてくれる人は、やる気を出させてくれる。
悪い面を伝えてくれる人は、改善すべき点に気付かせてくれる。
教師には、保護者や同僚、地域の方々、そして子どもからの全ての意見が大切だ。
しかし、子どもに伝える時は、可能な限り良い面だけにしたい。
悪い面を伝えて改善されればいいのだが、多くの場合、無駄である。
「また忘れ物をしたね。」「もう何回言えば直せるんだ?」
言えば言うほど、互いにストレスである。
「明日は持ってこられるといいね」「今日は持ってきたね!やった!」
・・・
まあ、こんな理想的にいけばの話だが。
現実には、感情が入るため、なかなか冷静に対処できないのが通常だろう。
それはわかる。
わかるのだが、そこをコントロールできるだけで、ぐっと変わってくる。
ものの見方を変えよう。
意識的に行うことで、無意識に刷り込まれる。
2010年12月31日金曜日
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