2017年5月5日金曜日

「プリ〇ュアカレーが食べたい」子どもの心理

子どもの日ということで、子どもにちなんだ緩い話。

カップ麺。
レトルトカレー。
マック。

何かというと、「子どもが好きな食事」御三家である。
どれも、インスタントでファストである。

何度か紹介したかもしれないが、私の好きな話。
授業参観での作文発表の一場面。
「僕のお母さんは、料理が上手です。
 一番好きなのは、納豆ごはんです。」
最高である。

子どもは意外と、「愛情のこもった手料理」を有難がらない傾向がある。
普段きちんとしたものを食べているからこそ、という面もあるかもしれない。
例えば私の幼なじみのI君は、小学生の頃、レトルトカレーを食べたことがなかった。
なので、彼の誕生日プレゼントに、インスタントの激辛カレーをプレゼントしてあげた。
彼の親がどんな反応をしたかはわからないが、今になって悪いことをしたと反省しきりである。

別の話。
私の知り合いの母子の話で、夕飯で娘(3歳)にカレーを作って出した時のこと。
食卓にはつくものの、なかなか食べない。
おもむろに席を立ち、食品棚からインスタントカレー(「プリ〇ュアカレー」)を取り出して一言。

「こっちがいい。」

母ブチ切れ。
どの家も、「そんなもん」である。

ただ面白い話で終わらせないで、考察してみる。
要は、子どもの「好き」に振り回されすぎないということ。
子どもの「好き」が「良い」とは限らないということである。
時に我慢をさせたり、好まないがやらせる必要もあるのではないかと思った次第である。

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