2017年5月21日日曜日

子どもの顔が上がる理由 上がらない理由

メルマガ上で、桜の時期に書いた記事。

一昨日は天気もよく、金曜の夜ということで夜桜を楽しむ花見が各所で行われた。
私は川沿いの桜並木を通勤路にしているため、この時期の通勤はとても楽しみである。

この時期、通勤路では、みんな上を見ていて、表情も穏やかである。
言わずもがな、桜が咲いているからである。
桜の花は高い位置で咲くため、自然と顔が上がる。
人間は、顔が上がると、表情が明るくなる。
名曲「上を向いて歩こう」は「Sukiyaki」の名で世界にまで広がる大ヒットをしたが、上を向けば自然に元気が出る。
(ちなみに、通勤電車の中では、大抵がどんよりした表情である。
 一部例外もいる。
 おしゃべりが止まらない女子高生である。
 ちょっとうるさく感じる時もあるが、あのエネルギーは見習うべきものがある。)

歌を歌う時も、目線を下げることはしない。
指揮者は、高い位置にいるため、顔と視線は上向きになる。
やはり、どこを見るかが大切である。

桜の花は、自然と人の顔を上げさせる。
強制ではなく、見たくて上がる。
理想的である。

だから、授業中に子どもの顔が上がらなかったら、教師の話し方や表情にも問題があるのかもしれない。
または自分が教科書をじっと見ているせいかもしれない。

例えばセミナーをする時、私は意図的に資料を配らないことが多い。
資料があると、参加者は手元の資料に目線がいって、話が伝わりにくいし、私自身が話しにくいからである。

人は、見たいものを見る。
だから、見たくなるようなものを前にもってくる。
顔を上げて見たくなるようなものをもってくること。
桜を見ての気付きである。

オレオレ病

作家であり心理学者でもある、早稲田大学名誉教授の加藤諦三先生の言葉。 ================ 他人のために何かをしてあげれば、 大抵の自分の悩みはたちどころに消える。 ================ 大学生の頃、教育心理学を専攻していたこともあり、加藤諦三先...

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