2017年5月31日水曜日

外面を整える

若手の方向けの話。
この時期、ベテランの方は大体やっていることを一つ。

5月も終わろうという頃、学級開き当初とは様子が変わっているはずである。
平たく言うと、あらゆることが少しずつ弛む時期である。
慣れてくれば、弛む。
当然である。

では、具体的にどうするか。
環境から変える。
外からアプローチする。
実際は弛みは内面に起きているのだが、内面に働きかけるのは外面である。

つまりは、モノである。
例えば今年度の学級では
「物の扱いは人の扱い」
という言葉を定着させている。
物の扱いが乱雑ということは、人の扱いが乱雑ということ。
教室が落ち着かないのは、物の扱いが落ち着かないからである。

チェックする点はたくさんある。
目に見えるところだと、棚の上。
床。
椅子。
靴箱。
雨の日なら、傘立て。
公共、共同の場で、人様の迷惑になるような物の置き方をしていないかである。

また、見えないところも大切である。
個々のロッカーの中や机の引き出しは、個々の心のゆとりにつながる。
定期的に整える。

試しに、何も指導しないで下校させた後、靴箱と教室の椅子を見てみるといい。
落ち着かない子は、十中八九上靴と椅子がきちんとしわまれていない。
心が、外面に出ているのである。

そう考えれば、アプローチは単純である。
それらを整えさせること。
これに尽きる。
内面は変えられないのだから、外面を変えさせる。
これは指導の領域である。
教室が乱れていたら、子どものせいではなく教師の指導不足である。

弛みを感じたら、環境を整える。
学級経営の基本的手法である。

一律の宿題は、いらない

宿題の話。 例えば夏休み、学校では、どれぐらいの宿題が出た(または出した)だろうか。 教師の側からすれば「山ほど出した」という人は少ないと思う。 なぜなら「山ほど」かどうかは、受け手が感じることだからである。 「子どもの負担を考えて、少なめにしました」という人でも、相当...

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