2015年7月25日土曜日

「実力がついてから」は一生来ない

誰かに対し、次のような言葉をかける人がいる。
「よくやるね。自分にはできない。」

この言葉の相手に対する思いには、二つの解釈ができる。

一つは、「すごい人だ」という素直な見方のもの。
もう一つは、「恥知らずな奴だ」という穿った見方のもの。
両方混ざっているのかもしれない。

一方、言った方には、謙虚に次の思いがあるのかもしれない。
「自分には、実力が足りないからできない。」

これは、真実か。

これが真実であるなら、やる側も当然できないという論理になる。
誰もが認めるすばらしい実力なら良いということだからである。
この時点で、言った人は相手を認めていないのだから、資格喪失ということになる。
そして、その日を待つと、永遠に来ない。
いつでも実力は十分には足りていないけれど、とにかくやるしかないのである。

つまり何でも「実力がついてから」と言っていると、一生やれないというのが持論である。
「立場が人をつくる」という面もある。
そのかわり任されるからには、責任を持って全力でその役目を果たす覚悟だけは必要。
それさえあるなら、立候補だろうが推薦だろうがやればよいと考える。

授業研などもそうだが、「私なぞに」と謙遜する若い人には、具体的に何年後ならOKなのかききたい。
若い内にやった方が、後がたくさん残っているから、有益である。
謙遜している内に、現役時代は終了する。
特に、今の20代後半から30代は、担任をさせてもらえるのが、残り数年の可能性が高い。
周りを見ても、30代前半から教育委員会などの指導的立場にひっぱられる人がかなりいる。
つまり、現場経験が少ないまま、すぐに指導的立場になる可能性があるということである。
数少ないチャンスを今逃したら、もう一生来ないかもしれない。

成長を求めるならば、恥も痛みも覚悟の上で、飛び込む勇気が必要である。

スペースを埋めない

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