2014年11月10日月曜日

自主性を育てるためのマニュアル化

「子どもに自分でやらせてみよう」という、前号の話の続き。

マニュアル。
自主性の真逆にある気がする言葉である。
実際の「マニュアル」の意味は「手引き書」「取り扱い説明書」である。

自主性を持たせるために、マニュアルを作るのがリーダーの仕事である。
フランチャイズチェーン店には、必ずマニュアルがある。
親会社の社長は、全店舗に指導しに行けない。
だから、手引き書を作る。
マニュアルは「中学生が読んでも分かる」というレベルまで落とし込む。
それで初めてマニュアルとして機能する。
いちいち作成者が説明しないと伝わらないようなものは、マニュアルとはいえない。

マニュアルがあれば、とりあえず自分でチャレンジできる。
マニュアルが身に付いて「当たり前」になると、新しいことにチャレンジしたくなる。
チャレンジしてうまくいったことは、またマニュアルに書き込まれる。
この繰り返しである。

8の字跳びも、まずはマニュアルできちんと教える。
実践を通し、できなかったことをマニュアル化していく。
よって、常にマニュアルは更新される。

マニュアルが浸透しだすと、自主性が生まれる。
ある程度自分たちで基本がわかっているので、どうしたらよりうまくいくか考えるようになる。

注意して欲しいのは、こういう風に書くと、偏って解釈してしまう人がいる点である。
マニュアル作りが先なのだが、自主性ゼロでいいと言っている訳ではない。
割合の問題で、最初が「教える」:「考える」=9:1なのが、
だんだん8:2、7:3と移行していき、最後は1:9になるというイメージである。
だから、最初の教えるためのマニュアルは持っておいた方が良い、という話である。

8の字・大縄レポートは、何年も前から好評で、多くの人の手に渡って活用されている。
(そろそろ、更新バージョンも出さないといけないと思っている。)
普段、何となくやってうまくいっていることは、マニュアル化してみる。
マニュアル化されると、人の役に立てる。
「マニュアル人間」「マニュアル至上主義」などという俗っぽい語感の悪さに惑わされない。
マニュアルも「根本・本質・原点」が大切である。

歴史の鉄則 便利と義務

最近読んだ本からの気付き。 次の本から、一文を引用する。 『サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福』 ユヴァル・ノア・ハラリ 著 柴田 裕之 訳 河出書房新社 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309226712/ ======...

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