2014年11月30日日曜日

教育実習生と学級担任 それぞれの指導案のねらいの違い

前々回の続きで、尊敬する先生方からの学び。

教育実習生の書く指導案と、学級担任の書く指導案はどう違うか。
この問いにどう答えるか。
考えてから読み進めて欲しい。

教育実習生の指導案は、「今」に成功基準がある。
精錬実習がうまくいくかどうかである。
うまくいったら「良かったね」で、うまくいかなくても「初めてだから大丈夫」である。
いずれにしても、全力でやる体験をしたこと自体が大切で、プラスであり、前進である。
内容がどうであれ、その後は学級担任が責任をもって引き継ぐのだから何も問題ない。
そこで一旦終わり、本職としての教諭を目指す段階に入る。

学級担任の指導案は、先を見据えている。
短くても、一年間の見通しがある。
年間を通してつけたい力をつける指導案である。
よって、一回の授業研がうまくいったかどうかは成功基準ではない。
むしろ、うまくいかなくても、今後への改善の見通しが持てれば成功である。
子どもの長期的な成長が第一である。
(附属小学校のように「他校の参観者への新機軸の提案」の比重が高い場合は、その限りではないらしい。)

何のために指導案を書くのか、また授業研をやるのか、意識して臨みたい。

子どもの眼・子どもの心

夏の読書に、次の本を紹介する。 『一年一組せんせいあのね―詩とカメラの学級ドキュメント』 鹿島 和夫 編 フォア文庫 https://www.amazon.co.jp/dp/4652039077 35年以上前の本だが、今の教育で欠けている視点が手に入る良書である。 ...

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