芸術の秋、ということで、先月あたり、図工の作品展が開かれたと思う。
(ちなみに今は、立冬過ぎたので暦の上では冬である。)
以前、校内に図工指導の堪能な先生がいて、色々と教えてもらった。
審査会の作品で残念なのは、最後の「詰め」が甘いこと。
(一方で、子どもが飽きるほど時間をかけすぎているのも悪いという話もあった。)
その中に、「目」についての指導があった。
立体でも平面でもそうだが、人物等の表現は目が大切ということである。
平面は気にして描くことが多いが、立体は結構いいかげんになりがちである。
眼球まではみんながんばるが、瞳までも表現する。
その瞳がどこを、何を見ているのかを意識して作る。
私の場合、指導の中で「画竜点睛」という言葉を一緒に教える。
せっかくそこまでやったのだから、最後まで頑張って作って、作品に魂を吹き込もうと話す。
言葉の学習にもなって、一石二鳥である。
普段の仕事にも共通して言えることである。
最後の詰めを大切にしたい。
2012年11月11日日曜日
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