2017年7月7日金曜日

七夕と助けて力

七夕と学級経営に関連する話。

「助けて力」ということをずっと前に書いた。
(ブログ記事参照 http://hide-m-hyde.blogspot.jp/2015/12/blog-post_27.html)

願いを口に出せるというのは大切な力である。
「助けて」と周りに伝える力があれば、大抵の問題は解決する。
もっと具体的に「〇〇を助けて欲しい」と言えたら、完璧である。

例えば、授業。
わからない、できないと言った時に、これが言えるかどうか。
教える側としても最も難しいのが、子どもが一体何によって困っているのか見極めるところである。

例えば、いじめ問題。
何が原因で、誰がやっていて、どんな助けを求めているかわかれば、大抵解決する。
やられている本人が我慢して周りに言えないことで、悩みがより深くなる。
真面目な子どもほど「自分が悪いのかも」「迷惑や心配をかけてはいけない」と自分を責めて「助けて」と言えない。

日常的に、迷惑や心配など、どんどんかければいいと教える必要がある。
「お互い様」の精神を、授業でも生活でも当たり前にしていく必要がある。

何かを始めるにも、資金集めにクラウドファンディングが当たり前の時代。
「助けて」といえば、助けてくれる人は世界中にいる。
そういうことを、もっともっと教えていく必要がある。

七夕は、天に願いを書く。
神頼みのようでいて、ちゃんと周りの人が読んでいる。
その願いを知った周りの人が、応援してくれる可能性が高まる。

お願いをする力、助けて力を高める意味でも、願いを紙に書くことは大切である。

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