2017年4月8日土曜日

9割は忍耐

ある企業で活躍する方から教わった言葉。
「仕事の9割は、忍耐。」
すごい言葉である。

一見、仕事に対して夢も希望もないような言葉に見えるが、それは違う。
かなり前向きな考え方である。
仮に、仕事の9割は忍耐だと認識する。
だとすれば、我慢することが、普通に思えてくる。
疲れを感じても「これも仕事の内」。
怒りを感じても「これも仕事の内」と思える。
そうすると、ふっと力が抜ける感覚がある。

仕事は楽なものだと思ってやれば、大変なことに不満を抱く。
だが、前提として「9割忍耐」と思っていれば「普通」のレベルが上がる。
かなり大変なことも「いや、それぐらいフツーでしょ(笑)」となる。

大変な職種の上位に来るのが、電話の苦情受付センターの仕事である。
まさに忍耐の塊のような仕事である。
この仕事に就くと、大抵の苦情を体験することになる。
すると外に出た時、ちょっとやそっとの言葉では動じなくなるという。
それはかなり幸せなことである。

学級担任の仕事も同様の面がある。
大変な思いをしたことのある人は、同様のレベルのことは「普通」に耐えられる。
他の人から見て「かなりきつい」ことでも、「朝飯前」ということがある。

私は以前ある本で「学級の気になるあの子は、神様」と書いたことがあるが、それは真実である。
手こずる子どもがいたら、神様からのお使いである。
レベルアップのための試練である。
事実、同僚のベテラン教師にとっては、何の苦にもならないかわいい子どもだからである。

「この子は大変な子(親)」と思ったら、自問するためのおまじないがある。
「日本一の先生が受け持っても、同じだよね。」
そんな訳ない。
日本一の人がもったら、適切な手立てを打って解決するに違いないのである。
責任を、自分に求めるしかない。
そこが、一番大変な忍耐ポイントであり、成長ポイントである。

仕事の9割は、忍耐。
そう思えば、1割の幸せが10倍に感じられるかもしれない。

歴史の鉄則 便利と義務

最近読んだ本からの気付き。 次の本から、一文を引用する。 『サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福』 ユヴァル・ノア・ハラリ 著 柴田 裕之 訳 河出書房新社 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309226712/ ======...

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