2017年4月3日月曜日

ピンチがチャンスになる技術があればこそ

拙著『ピンチがチャンスになる「切り返し」の技術』が、発売1年を過ぎたが、未だ売れ行き好調、先月で7刷になった。
http://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/books/500322/ref=pd_zg_hrsr_b_1_5_last

ところで、私の職場の同僚はこれを読んでいるか。
答えは、否。
色々な経緯で数人は読んでくれているかもしれないが、例外的なごく少数である。
薦めているか。
これも、否。
「良いと思うものは薦めろと言っているのはどこのどいつだ」と言われそうだが、理由がある。

まず第一に、薦める理由がない。
職場内に新任3年目まですら一人もおらず、結構な経験者揃いで、実際そんなにピンチにもなってない。
ピンチになっても切り抜ける術を、それぞれのたくさんの大変な経験から身に付けてきている。
(だからここにいるのだと思う。)

第二に、自分の書いた本を買ってくれと頼む理由がない。
必要だと感じた人、自ら買いたいと思ってくれた人が買ってくれればいいのである。
本は、それを読んでくれる人がいて、その人に役立たねば価値がない。
単なる恩情で買ったものは、読まれないこと必至である。
そんなところに嫁に出したら、大切な我が子(自分の本)が可哀相である。

そしてきっと敢えて買おうと思わない一番の理由。
それは、私が「フツー」だからである。
同僚として見た時、別段こいつから学べることはなさそうな感じである。
必殺技的な派手さもないし、帰るのも割と早くて一生懸命やっている感じもあんまりない。
素晴らしい人格者でもないし、忘れ物は多くて用事もろくに記憶できないし、小学校の教員のくせに字も信じられないほど下手だし、どう見てもダメな人である。
(書いてて凹んできたからこれぐらいにしておく。)

しかし、である。
そんな程度の人物が、なぜ何とかやっていけているのか。
その理由の一端が、この本に書かれている「切り返しの技術」である。

私はだらだら人間でダメダメだが、本は結構読む。
多分、読む人の中でもかなり読む方だと思う。
セミナー等にも割と積極的に参加する。(自分が話す機会も結構多いと思う。)
教育関連だけでなく、一般のものにも色々参加する。
経済関係のいわゆるカタいものから、心理学や成功哲学系からスピリチュアルなものまで、幅広く興味をもっている。
だから、広汎な知識がそこそこある。

そういった様々なエッセンスと現場の経験を用いて結晶化させたものが「切り返しの技術」である。
要は、本体のレベルは低いが、「強い装備」を身に付けていると思えばいい。
こんなダメな人でもやっていけるのだから、多くの人にとって役立つこと間違いなしである。

今年度から、教員の世界は新規採用者がさらに大量に増える。
どう考えても、大変である。
予め装備を調えておけば、「HP0」になって倒れる人が減るかもしれない。
ベテランの方にも参考にはなると思うが、若い人ほど読んで欲しいのである。
近くの若手に、贈り物としても使ってもらえたら、あの本にとっても著者としてもこの上なく幸いである。

自信をもって断言する。
私自身はダメだが、私の本は役立つ。
現に私を救ってくれている技術の数々なのだから、かなり自信がある。
だから、今少しでも困っている人、困りそうな人がいたら、読んでみて欲しいし、薦めて欲しい。

ピンチはチャンス。
ただしそれは、ピンチになる前に知っている人にとってのことである。

腹が立つ時には

最近、腹が立つということが減った。 なぜか。 自分自身の怒りを眺められることが増えたからである。 腹が立つ時を考えると、大抵が「痛い」ところを突かれた時である。 もう一つは、自分が否定された、妨害されたと感じた時である。 要は、ほぼ全てが、自己防衛本能の発動である。 ...

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