2月に千葉で行ったサークルセミナーの講師、金大竜先生からの学び。
私は、毎日子どもに日記を書かせる。
初任の頃から十数年、形を変え続けてやっている実践である。
帰りの会前の3分間を使うことが多い。
テーマは大抵「今日の学び」である。
特に、気付きを書くことを求める。
気付きとは、習った内容ではなく、そこからの発見である。
学んだ内容を、客観的に見つめ直し、自分の中に落とし込む作業である。
メタ認知能力を磨くことをねらう。
「サッカーでシュートを決めて楽しかった」ではなく、「自分がシュートを決められたのは、〇〇さんのお陰」に気付くことである。
「自分が空きスペースに動くということは、仲間の空きスペースを作ることにもなる」ということに気付くことである。
これを、自分自身にも課す。
今日の気付きを、ノートに書く。
子どもへの気付き、自分の指導を、毎日ふり返る。
金先生は、これを続けているという。
私もやっていたのだが、最近は抜けていて、反省してやり直す決意をした次第である。
メタ認知能力を磨く。
そのためには、書く。
書いて書いて書きまくる。
子どもにも教師にも大切なことである。
2017年3月24日金曜日
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