2016年9月23日金曜日

タイトルを読み解く

読書の秋。
これからたくさん本を買う人も多いと思うので、本のタイトルについて。

電車の広告や新聞の広告欄を見ると、本の宣伝が多くある。
どれも売るための工夫が満載である。

中でも最も大切なのが、本のタイトル。
売れっ子放送作家の鈴木おさむ氏によると、次のようなことが言えるらしい。
「いい商品名で味が70点のカップ麺と、商品名が普通で味が100点のカップ麺。
より多く売れるのは、いい商品名の方だと思っている。」
(『新企画』鈴木おさむ著 幻冬舎より引用
http://www.gentosha.co.jp/book/b9629.html

ちなみに、紹介したこの本はかなり面白いのでお勧めである。
斬新な切り口の数々に、発想力が磨かれる。

鈴木おさむ氏の論からすれば、出す側から言うと、タイトルが命ということになる。
買う側として注意したいのが、タイトルだけで選ぶとはずれもあるということである。
(とか言いながら結構タイトルで買ってしまう自分。
あんまりな本を買ってしまうのも経験値だと思っている。)

個人的には、タイトルが誇大広告であるものも多いのが気になる。
「簡単に痩せられる」とかは、ほぼ100%誇大広告である。
(本当に効果が出る人もいるので、全部とは言わない。)
ただ「そんな訳ない」とわかっていても買ってしまうというのがポイントである。
いつもうまくいかない現状を、お手軽に変えたい。
そんな心理を上手についてくる。
そして、売り手も買い手も、そこは腹の底ではわかっている「お約束」な感じもある。

自分の本も、タイトルには気を遣った。
まず『やる気スイッチ押してみよう!』
https://www.amazon.co.jp/dp/4181646149
子どもだけでなく教師自身のやる気スイッチを押してみようという意味合いを含む。
そのまま、やる気を出すことを目的とした方法と理論、具体例が書かれた本である。

一方『ピンチがチャンスになる「切り返し」の技術』は、やや誤読がされやすい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4181907120
「はじめに」を読んでもらえるとわかるのだが、治療ではなく予防の本である。
ピンチに陥ってからチャンスに這い上がる本ではない。
ピンチの場面事例を予め知ることで、チャンスに変える本である。
ピンチに陥るかチャンスになるかの境目という局面において、切り返しの方法・理論・哲学を書いた本である。
現在ピンチでない人にも読んで欲しい本である。

タイトルの示すところは何なのか。
本のタイトルの真意を読み解くことは、実に大切である。

スペースを埋めない

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