2016年5月23日月曜日

「みんな賛成」が一番危ない

自分のクラス会議メモからの気付きのシェア。

クラス会議をやる。
議題に対し、様々な案が出る。
一見正反対の二つの意見で対立することもある。
(一見、と敢えていうのは、本質的には同じことが往々にしてあるためである。)

決を採る。
学級のルールで「3分の2以上の賛成は可決」などと予め決めておく。
すると、3分の1は反対であっても、集団の決定に従うことになる。
この際、強引に数の論理だけで押すと、亀裂が生じる。
少数派の意見を切り捨ててはいけない。

しかし一方で、基本的な考え方として「全員一致」は有り得ないと心得る。
30人以上の人間が同じ意見ということはまずない。
政党を見ればわかるが、全国民が一つの党のみを支持することは決してない。
それは、もしあれば、何か異常事態である。

全員一致は危ないことが多い。
メンバーの何人か、あるいは大多数が同調圧力に屈している可能性が高い。
だから、あくまで様々な意見がある前提での「合意」を目指す。
合意とは、譲る面が出るということである。
「全員賛成」という場合にも、誰かどこか譲っているはずである。

全員が大満足で一致はない。
何かうまくいったようでも、不満を持っていた子どもは必ずいる。
そういう感覚はいつも持ちつつ、今目の前の子どもを見る必要があるように思う。

オレオレ病

作家であり心理学者でもある、早稲田大学名誉教授の加藤諦三先生の言葉。 ================ 他人のために何かをしてあげれば、 大抵の自分の悩みはたちどころに消える。 ================ 大学生の頃、教育心理学を専攻していたこともあり、加藤諦三先...

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