2018年3月11日日曜日

誰かのためにやれることをやる

東日本大震災から7年である。

私も何度もお世話になっている『被災地に学ぶ会』は、3月20日にまた福島へ赴くという。
私は残念ながら今回参加きないが、今年も関わっていく予定である。

大きなことというのは、自分一人の力ではどうにもならない。
正直、被災地でボランティアさせていただいても、自分ができることは、たかが知れている。

ただ、「自分ががんばってもどうせ」という精神は、あらゆることへの後退を促す。
あらゆるマナー違反もこの類である。
選挙の投票率がふるわないのもそうである。
そして、最後には「自分なんかどうせ」という、自分自身の存在への諦めにもなる。

ボランティアをして、救われたという話はよく聞く。
動物愛護センターの職員の方なども、動物を救うつもりが、いつの間にか自分が救われていたという話も聞く。
教師の仕事でも、教えてあげているつもりが、教わっている。
子育ても同様である。

要するに、他の人のためにやれることをやると、望むと望まざるとに関わらず、自分の生き方に影響を及ぼすということである。
ボランティアは、やったことのない人にとっては、やる前の敷居が高い。
飛び込んでみるしかない。
そして、一度やってみれば「次も行こう」と思う人が多い。

支援の仕方は色々ある。
何か一つ、被災地に向けて自分にできる小さなアクションはないか。
この記事一つも、何かを思い起こすきっかけになれば幸いである。

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