2015年5月24日日曜日

子どもの心に必ず届く言葉がけの極意

前号で、万人共通の絶対の方法は無いという話を書いた。
ところで、気になるタイトルの書籍がある。

『スペシャリスト直伝! 子どもの心に必ず届く言葉がけの極意』
西村健吾著 明治図書
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-135428-2
http://www.amazon.co.jp/dp/4181354288

子どもの心に必ず届くとは、大きく出たタイトルである。
著者は本ブログでも何度も登場している西村健吾先生。
水泳指導や組立体操をはじめ、体育を中心としたハイレベルな実践を展開している方である。
その実践の秘密の一端を知れるかもしれない。
期待して読んでみた。

一言で表すと、「リアル金八」。
語りが暑苦しいぐらいに熱い。
しかも、実績に裏付けられた本物の語り。
ご本人を知っているだけに、納得の内容。
子どもの心に届いているだろうと推察される。

この本の最大の特徴は、必殺フレーズの紹介だけでなく、その裏付けとなる教育観がきちんと書かれている点である。
むしろ、そちらにかなりの紙幅を割いている。

私の特にお気に入りのフレーズは、最後にあるこの二つ。
「苦しい時ほどノーブレス」
「自分に勝つ」

水泳指導に力を入れてきた、西村実践の極意がこの言葉に凝縮されていると思う。
苦しい時、何よりも呼吸をしたい時、その時こそ、ノーブレス。
他人ではない、自分に勝つと決めて腹を括る時にこそ出る底力。
人間には、つい楽をしたくなる弱い心がある。
そんな心に、打ち勝つための金言である。

子どもの心に必ず届くかは受け取り手次第だが、相当私の心に届いた。
読者の皆様にもおすすめできる一冊である。

共感と勘違い

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