2015年2月27日金曜日

「信・敬・慕」は「生活・授業・遊び」で育つ

前号の続き。
子どもとの「信・敬・慕」の関係をどうやって築くかについて。
以下、未発売ではあるが、次の本の拙稿から引用する。
『学級を最高のチームにする極意 思春期の子どもたちとつながる教師(仮)』(赤坂真二編 明治図書)
(本になってからは編集段階で変更される可能性があるのでご了承を。)
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(引用開始)
『信・敬・慕』は、それぞれ連動して育つ一方で、特に効果的な活動があります。
『信』という字は、分解すると、『人』+「言」です。
つまり、言っていることとその人自身が一致している状態です。
言行一致です。
特に思春期の子どもは「立派なことを言っているが、先生はできていない」ということを見抜きます。
普段の生活でしている、何気ない口約束やルールなどを教師自身が守っているかが問われます。
いじめから守ってくれるというようなことも大切です。
逆に、その辺りができているだけで、ある程度信頼が得られます。

『敬』は、「すごい」と思われることで得られます。
単純に考えて、能力が上であれば、その点においての尊敬はされます。
「自分にはできないけれど、この人にはできる」ということです。
これは、授業で感じられます。
つまり「よくわかる授業」や「楽しい授業」によって、能力を伸ばしてくれることが条件です。
教師の高い専門的知識や技能が、ここで役に立ちます。

『慕』は、親しみを持たれることで得られます。
具体的には、遊びや会話です。
休み時間には、存分に遊んだりおしゃべりを楽しんだりして、関係性を築いていきます。
(一昔前には放課後や休日に一緒に何かをして仲良くなることも多かったようですが、時代の流れで現在では難しいでしょう。)
悩みを聞いたり相談に乗ったりすることも効果的です。
(以上、引用終了)
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これらのことの大切さは思春期の子どもに限ったことではないのだが、関係性を築くための重要ポイントである。
「信・敬・慕」の関係を築くことは、日常から意識して指導に当たりたい。

子どもの眼・子どもの心

夏の読書に、次の本を紹介する。 『一年一組せんせいあのね―詩とカメラの学級ドキュメント』 鹿島 和夫 編 フォア文庫 https://www.amazon.co.jp/dp/4652039077 35年以上前の本だが、今の教育で欠けている視点が手に入る良書である。 ...

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