またメルマガ上と時期がずれてしまうが、夏休み明けの記事。
夏休み明け、2学期初日。
やることはたくさんある。
子どもたちと久しぶりに会う。
何を最も大切にするか。
何にもっとも力を入れるか。
人によって違うが、自分なら「感謝と喜び」を伝えることを最重要視する。
兎にも角にも、重い身体を引きずって学校に来た。
普段の生活がしんどい子ほど、来るだけでもがんばっている。
来て顔を見られただけで、こんなに有難いことはない。
実際は、学校があるから来たに過ぎないだろうが、それでも来たこと自体が素晴らしい。
私の尊敬する野口芳宏先生は、講演をすると冒頭に必ず感謝の念を述べる。
論語の「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」だという。
わざわざ会いに来てくださることほど有難いことはないという。
講演の後に片付けをした後でも、もうその場にいない人への感謝の言葉を延々と口にしている。
本当に嬉しいようである。
「知恩・感恩・謝恩・報恩」の、気付きの力であると思う。
前号で書いたように、宿題忘れもいるかもしれないが、それでもよい。
最悪「宿題をやっていないから休んだ」という事態だって考えられる。
来てくれただけで、花丸。
子どもがいるから「先生」でいられる。
いつでも休み明けは、久しぶりに出会えた感謝と喜びを伝えたい。
読者の皆様と、教育について磨きあえる場を目指します。 教育観を中心にしつつ、仕事をためず能率よくこなすコツも載せていきます。 子どもの学力向上、体力向上、授業力向上、道徳教育、アクティブ・ラーニング等についてもふれていきます。 「先生になったけど、理想と現実が・・・」と悩む方々、一緒に解決策を考えませんか? 4月は学級開きのネタ、5月は運動会ネタなど、旬の話題を扱います。特に1月、2月は、得意の大縄や8の字跳びのコツもお伝えします。 2日に1回更新します。
2014年9月19日金曜日
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