多くの場で緊急事態宣言が延長され、解除されたものの、引き続き警戒状態が続く。
禁止事項が多くなれば、世の中に閉塞感が出るのは止むを得ないことである。
こういう時こそ、楽しいことを考えるのが大切である。
単に楽観的になろうということではなく、何か今できることを探るということである。
例えば、学級で感染症対策をしながらでもできるレクはないか。
個々に端末があるからこそできることはないか。
そういった楽しいこと探しもある。
また一方で、当たり前のことへの発見がある。
制限がかかったからこそ、一つずつの当たり前だったことに価値を見出せることがある。
食糧不足の状況下でお腹が空いた時に、初めて食べられる有難さが感じられるようなことである。
いつもに比べて、明らかに不利で不便な状況である。
やれることが限られる。
だからこそ、やれることの価値が高まるという面もある。
何でも自由に手に入る時のものと、そうでない時の同じものは、価値が全く違う。
例えば、登校。
登校できることに感謝するとか価値を見出す機会というのは、なかなかない。
例えば、顔を合わせられて、話せること。
これも人が集まれるからこそである。
また登校しないでも顔を合わせられるなどは、オンライン環境が整っているからこそできることである。
子どもを前にして授業ができること。
こんな当たり前すぎることができるのも、子どもが登校してくれているからこそである。
また実際に登校できなくても、オンラインでも授業ができる環境があれば、それだけでも有難い恩恵である。
何も無理に特別なことをしなくてもいい。
不足や不便は、今までの当たり前を振り返り感謝する機会である。
今の状況は今しかないのだから、今できることを楽しみ、感謝して生きるようにしたい。
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