昨年の船橋での、戸田正敏先生からの学び。
指導の種類を3つに分ける。
A 直接的指導
B 間接的指導
C 逆接的指導
静かにさせて話を聞かせたい場合を例に考える。
Aは、知覚語を用いて直接的に働きかける。
「静かにしましょう」等。
Bは、させたいことにつながる指示を出す。
「おへそをこちらに向けます」等。
Cは、あえて逆の行動をとる。
教師が「あのね・・・」と小さい声で話す、等。
AとBはわりと意識して使っていたが、Cはやっていても意識していなかった。
わかっていると、何かと応用できると思う。
「○年生にはさすがにまだ無理かな?」などという挑発も、これにあたると思う。
人間心理をついた巧みな方法である。
ただ、やりすぎると効果が薄れるので、使い方が大切である。
自分が今している指導はAからCのどれなのか、意識すると面白い。
2014年1月3日金曜日
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