2016年4月19日火曜日

子どもが嘘を正直に告白した時には

子どもの嘘への切り返し。
これは、かなりその人の「観」が現れる。

今回は拙著『ピンチがチャンスになる「切り返し」の技術』からの引用である。
http://www.amazon.co.jp/dp/4181907120

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(引用開始)
 前述した「人が傷つく嘘をつくことはいけない」というのは,決して教えられることではなく,本人が感じ学びとるものだというのが私の実感です。

私が子どもの頃のエピソードです。
母が,「500円玉貯金」というものをしていました。
500円玉をある程度ためて,それを銀行に積んでいたようです。
銀行に入れる前に,一時保留されているカゴがありました。
当時小学2年生だった自分にとって,500円は大きな価値と魅力がありました。
ある日,出来心でその500円玉をとってしまいました。
1枚とった後,2枚,3枚ととった記憶があります。
(そもそも,そこにそれを放置しておくのがどうかという問題は脇に置いておきます。)
ところがしばらくして母が「あれ。何か少ない気がする。」と言いました。
良心が痛んだ自分は「お母さんごめんなさい。僕がとった。」と正直に言ってお金を差し出しました。
悪さをした時には厳しい親だったので,無茶苦茶怒られるのは覚悟の上です。

母の反応は,意外にも「正直に言ってくれてありがとう」でした。
「きちんと言ってくれる子どもに育ってくれて嬉しい」とも言ってくれました。
それ以来,手の届く位置にお金が置いてあっても,決して手をつけなくなりました。
何か「盗みやずるはいけない」ということが,言われずに体に染みこんだ気がします。
もしあの場で,無茶苦茶怒られても,決して怒られたことを恨んだりはしなかったとは思います。
ただ,もしかしたら,言ったことを後悔したかもしれないとも思います。
結構いい加減なところも多い母親ですが,いい教育をしてくれたと今でも感謝の気持ちを持っています。
(引用終了)
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本の中に、コラム欄がいくつかある。
これは、「切り返し」ではないけれど、ぜひ載せたいと思った記事を何とかコラムという形で載せてもらったものである。
コラム欄がわりと気に入っている。
立ち読みする際には、短時間で完結するのでここだけでも読んでみていただきたい。

共感と勘違い

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