2014年2月16日日曜日

「クラス会議」導入

冬休みに影響を受けた本の内の一つを紹介。
「クラス会議で学級は変わる!」諸富祥彦 監修 森重裕二 著 明治図書 

友人に教えてもらった本である。
割と素直な質なので、勧められたらとりあえずすぐ買う。
それで失敗したことがない。
友人や知人にダメなものをすすめるはずがないからである。

「クラス会議」そのものの実施方法も、これを読むとすごく分かりやすい。
ちなみに「クラス会議」とは簡単に言うと、
「毎日決まった短い時間を確保して、議題についてみんなで解決策を考える」というような手法。
3学期から実際に導入している。
理由は、ここを支える哲学に共感したからである。

「守られた失敗しない安全な環境よりも、
失敗しても大丈夫な試行錯誤していける安全な環境へ」

「『問題』ときいてイメージするものを、『罰』『叱責』から『解決』『責任』へ」

「みんなで解決策を考えることで、みんなが考えてくれる体験ができる」

こういった言葉が随所にあり、共感できた。

「クラス会議」自体は一つの手法だが、なぜその手法をとるのかが明確にわかる。
冒頭の文と矛盾するようだが、
「いい結果が出るらしいからやる」のではなく、
「なぜそれをやるべきか明確だからやる」というのが大切だと思っている。
もしかしたら、様々な実態に合っていなくて、いい結果が出ないかもしれない。
それでも、明確なねらいがあってやるなら納得がいく。

3学期、やるべきことに追われるのではなく、やりたいことを追いかけていきたい。

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