2019年9月11日水曜日

カメラを引く

夏休み、ペルセウス座流星群がよく見えた期間があった。
私は深夜に自宅のバルコニーに敷物を広げ、寝転がって観察した。
星空というのは、たまに眺めて見ると実にいいものである。

空を眺めていると、たまに「動く星」が見つかることがある。
流れ星ではない
そして明らかに飛行機でもない。
もちろんUFOでもない。
その正体は、人工衛星である。

この人工衛星の開発というのは、元をたどれば「ペンシルロケット」というものから始まる。
これの開発に尽力したのが、かのはやぶさが到達した小惑星「イトカワ」の糸川英夫博士である。
(参考URL:日本の宇宙開発の父 糸川英夫 生誕100周年記念サイト
http://www.isas.jaxa.jp/j/special/2012/prof.itokawa/

前号で紹介した、日本を代表する職人の方が、この糸川博士に大変可愛がってもらっていたという。
糸川博士から教えられた数多くのことの中で、最も印象的な言葉が「カメラを引け」だという。

カメラを引く。
自分の中のカメラを引く。
後頭部が見えて、自分のいる場所が見えて、日本が見えて、地球が見えてくる。
そうすると、未来を含めた様々なことも見えてくるという。
ご先祖様にまで意識が向くという。

これも宇宙の話である。
意識と宇宙というのは、つながっている。
ロケットが宇宙に届くようになり、人工衛星が宇宙を漂っているのは、意識のなせるわざである。

この「カメラを引く」という意識は、メタ認知にもつながる話でもある。
この意識一つでも、見え方が変わるかもしれない。

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