前号の続き。
2は、全てのベースである安全と安心。
以前に何度も書いたが、これがないと始まらない。
船が危険とわかっていれば、誰も乗りたがらない。
「全員を必ず守る」という宣言と具体的な行動が必要である。
前年度からひきずっているいじめ問題などへの対処が必要になることもあり、大切な部分である。
そして安心は、自由と規律に関わる部分である。
規律なく自由のみという状態であれば、リーダー不在の学級崩壊と呼ばれる状態になる。
自由なく規律のみという状態であれば、専制君主という状態になり、これも隠れた崩壊の一種である。
自由と規律のバランスのある、安心感を与える。
やるべきはやる、駄目なことは駄目、遊ぶ時は思い切り遊ぶ、といったこと。
ここをおさえる。
(次号に続く)
2014年4月29日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
-
実習生にした話。 AとBで迷った時はどうするか。 AとB、それぞれのメリットとデメリットを羅列する。 メリットが多く、デメリットが少ない方を選ぶ。 その際、「安全」にデメリットがある場合、これは最優先で取り除く。 体育の授業における例としては ・帽子を被らせるか否...
0 件のコメント:
コメントを投稿