先日の教師塾での原田隆史先生からの学びのシェア。
組織の成熟段階について。
学級、部活動、会社、あらゆるチームには、成熟段階があるという。
次のように、階段状のステップと考える。
5勝負
4強化
3教育
2称賛
1帰属
1の「帰属」段階では、まずは統一されたものを持つ必要がある。
それがユニフォーム、ロゴ、合い言葉といったものである。
2の「称賛」段階では、褒めるを中心に、ラ・ポールを築く。
3の「教育」段階では、褒める+叱るで、リレーションの段階。
4の「強化」段階では、経験値を積ませる。
最後に5の「勝負」段階に持っていき、試合等の本番に臨む。
自分のチームがどの段階か見極められれば、手立てがうてるという。
部活で、チームが4「強化」の段階に入っているとする。
その時、調子に乗っているようなら、5「勝負」段階の強いチームと練習試合を組む。
格上の相手に完敗することで、謙虚さを取り戻せる。
逆に、自信を失っているようなら3「教育」段階のチームに当てて、自信を取り戻させる。
これを逆にやると、練習試合が逆効果になる。
(次号に続く)
2014年7月29日火曜日
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