2014年6月11日水曜日

呼称を考える

私の参加しているML上で、呼称が話題になった。
「さん」「君」づけか呼びすてやあだ名か、姓で呼ぶか名で呼ぶか。
意外とばらつきがある。

次に紹介するのは、野口芳宏先生の言葉。
「公的話法」
相手本位のしゃべり方をせよというもの。
思いやりにつながる考え方である。

野口先生は男女で「君」と「さん」を使い分けることも話されている。
男言葉と女言葉があるのは、国の文化であり、使い分けがなされるものという考え方。
(ちなみに「君」は元々尊敬すべき目上の人につける呼称が、同輩以下に使われるように転じた。
一方の「さん」は「様」の転じた形の敬称である。)

結論、子どもとの距離感がポイントなのかと思う。
呼び捨てやあだ名は距離感を最短(自分と同格)まで縮める。
だから、私は基本的に子どもの名前には呼称付きである。
そういう学級経営方針だからである。
一方、あだ名で呼び合って、素晴らしい学級を作っている先生もたくさんいる。
だから、必ずしもどっちがいいとは言えないような気もする。
学級経営の在り方にも関わる部分である。

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