「先生、お友達に嫌なことされた。」
子どもからの訴えである。
1年生は、よく伝えてくる。
さて、子どもの訴えは、主に以下の3パターンである。
子どもたちには、黒板に顔のイラストにして書いて伝えた。
1 自分はにこにこ 相手はしょんぼり やってる方が気付かない迷惑
2 自分は怒り 相手はしょんぼり やってる方の正義の主張攻撃
3 自分は意地悪 相手はしょんぼり やってる方も意図的ないやがらせ
1が一番多く、3が少ない。
つまり、多くは、「そんなつもりじゃなかった」「遊びのつもり」である。
それは、結構な迷惑である。
2は、強い方の支配か、互いの正義のぶつかり合いになる。
「お前が悪い。自分は悪くない。」という典型的ケンカのパターンである。
発展すると戦争のパターンである。
3はよくない。
いじめを楽しんでいる状態である。
悪いことだと自覚した上でやっており、ここはきちんと戒める必要がある。
人間関係全般に当てはまる3パターンである。
1が多いというのが、気を付けるポイントである。
いつでも、実は相手が迷惑に思っていないか、振り返る必要がある。
2018年8月1日水曜日
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