2019年8月23日金曜日

納得感が全て

公開研究会での学び。
講師の上越教育大学教職大学院の赤坂真二先生の言葉。

「目標は誰が決めたかは問題ではない。
納得感が大切。」

この言葉が刺さった。
ここを勘違いしていたと気付かされた。

学級目標は必ず話合いを通して決める。
「みんなで決めるのが大切」と考えているためである。

しかしながら「なるほど」という納得感さえあれば、目標は機能するのである。
みんなで話し合って決めるのも、要は納得感が高まるからである。

本校特別活動部会の研究では「最適解」が主題のキーワードである。
この最適解というのも、いうなれば納得解である。
現在最適と思われるものに納得して決まる。
(しかしながらこれは時間の経過とともに覆る。)

納得さえしていれば、結構大変なことでも耐えられる。
一方、納得していないと、簡単なことでも苦痛である。

卑近な例でいうと、納得して買ったなら、ある商品に百万円払っても苦ではない。
一方で、納得していないのに無理矢理買わされたものなら、千円の品でも嫌である。

学校だと、例えば宿題にもいえる。
量が多少あっても、納得してやるものなら、やる気を出してやれる。
先生から出されたものだろうが、自主的にやるものだろうが、それは同じである。
一方、やる意義や理由がわからないような宿題は、かなり苦痛である。

納得していること。
学級経営全般における重要キーワードである。

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