2020年3月18日水曜日

丁寧の意識的行動化

ここ最近、何かと「丁寧にしよう」と書いている。

ところで、自分は何事にも丁寧な方か。

これは私の場合、残念ながら「NO」である。
丁寧どころか、放っておくと、振り返らずにどんどん先に進みたくなる。

ここがポイントである。
だからこそ、丁寧を心がける必要性が出る。
どちらかに寄りすぎると、推進力かコントロールかを失う。
アクセルとブレーキの関係である。

つまり、意識せずに自然にしていると、粗雑になりやすい。
だから、意識的に、丁寧を心がける必要が出る。
元々が丁寧で穏やかで言葉遣いもきれいな人ならば、何も意識する必要はないのだが、そうはいかない。

再三「丁寧に」と書いてきたのは、つまり自分のためである。
自己認識である。

以前紹介した『insight』(英治出版)に書いてあることだが、自己認識においては、二種類ある。
一つが、自分が認識している自分。
もう一つが、他者が認識している自分。
これら二つの理解を合わせて、正しい自己認識と呼ぶ。

つまり、自分がどうであるかと、自分がどう見られているか。
このあたりを意識して「セルフプロデュース」をする必要がある。

「自分に足りないところがある」と自覚していれば、変えられるはずである。
あるいは「自分に足りないところがあると思われている」と自覚していることも同様である。
自己認識が足りないと、これができない。

私の場合、自分で「丁寧すぎる」と思うぐらいやって、周りからはやっと「まあ悪くはない」ぐらいの評価になる。
自分で「普通」だと思うぐらいだと、周りからは「いい加減で雑」という評価になる。

誰しもに当てはまる訳ではないが、私と同じように元来が丁寧さに欠く人なら、やはり気をつける必要がある。
気を抜くと、姿勢も崩れるし、言葉遣いも乱れる。
再三述べているように、我が子という宝物を預けている保護者から見ると、丁寧でないのは、何かと不安なのである。

内面や心を直接変えるのは難しい。
だから、外面や行動を変える方が容易だし効果も早い。
せめて見えるところぐらい、丁寧さを心がけようという次第である。

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